好きなのに・・・−匂いの記憶 思い出の香り
注意・・・この作品は「好きなのに・・・」を別の形で書いたものです。
ですので内容は一緒です。
雨・・・空が暗くなりあたりがぬれる。
寒く、冷たい。雨が降ると私はそんな気持ちになる。
その理由は今から2年前の中学2年の1月にさかのぼる。
あのときの私には仲の良い友人がいた。背が低くでも元気で明るい少女。
でも、ときどき悲しく孤独な目をした少女だった。
私はそんな少女のことが好きだった。けれど告白する勇気もなく、
この関係が終わってしまうかもしれないとも思った。
そんなのはいやだと心で思っていた。
しかし、あの時の私はどうかしていた。
人として最低のことをしてしまった。けっしてしてはいけないことを・・・。
1月・・・始業式も終わってから3日たったある日の放課後、
私は男友達とキライなやつの教科書を隠そうなどといかれた考えをし、実行した。
そのキライなやつ・・・、私はそうは思ってなかったのに男友達にそそのかされ、
あの少女の物を家へ持ち帰り、教科書に少女を中傷するような言葉を書き、
次の日男友達のカバンに入れ学校へ行った。
少女はなくなったことに気付き、さがした。
そしてカバンの中の物に気付いた・・・。
その男友達が先生に呼ばれ、そして私も呼ばれた・・・。
そのとき少女の姿を見ることはできなかった。
教室に戻り、少女を見ようとした・・・けれど少女はいなっかた。
少女は別の部屋で泣いていた。
あやまる時、少女は泣きながらこう言った。
「なんで、なんで・・・」
私は壊れた時計のようだった。何も答えられない。なんで・・・なぜ私はこんな・・・。
自然と目頭が熱くなった。でもそれをこらえて、あやまるしかなかった。
窓の外は悲しい色をした雨だった・・・。
その日夜私は泣き叫んだ・・・
2年たった今でも、このことを後悔、反省している。
そして雨が、悲しい雨がふるたびにこのことを思い出す。
けっして忘れてはいけない過ち・・・。
人間物事は考えてから行動すべきである。
そして1人の人が傷つけば、また別の人を傷つけることになり、
自分をも苦しめることになる。消せない記憶として・・・心に残り続けるから・・・。
・・・あとがき・・・
これは高校の授業で発表したものです。
優秀作品だけをのせるやつにのりました。
でも、本名じゃないからだれだかわかんないんだよー。